主催者挨拶

　近年、低い食料自給率、食料価格の高騰や地域の過疎化・高齢化などの問題が指摘されています。将来的にこうした問題に直面する若い方々には、特に考えていただきたいテーマです。そこで、食や農業の関係者による情報発信のみでなく、若者自身が食・農・地域・農業協同組合といったテーマと真面目に向き合う、双方向の企画が必要であると考えてきました。
　今の若者たちも、現状を知り、自分たちの問題として感じることで、危機意識が高まると考えます。また、しっかりとした目標の設定さえできれば、それに向けて一生懸命に学修に取り組み、自分達自身が成長することができると確信しています。
　アグリカルチャーコンペティションは、そうした学生たちの目標になり、また上記のような問題について考えるきっかけになります。
　なお、第9回（2025年）も、第8回（2024年）同様に、予選は動画提出方式、決勝は遠隔方式で開催します。
　大学生・大学教員の皆様、ぜひアグリカルチャーコンペティションにご参加ください！

アグリカルチャーコンペティション準備委員会 委員長
日本大学商学部　川野克典